院長・スタッフブログ

2016年4月17日 日曜日

小帯その2

先日の舌小帯に続いて、今回は上唇小帯のお話しをします。

上唇小帯とは上唇と歯ぐきをつなぐ筋のことです。

2歳位までは幅が広いのですが、成長と共に上方に移動し、幅も狭くなってきます。

舌小帯より弊害が出やすく、例えば太いと歯と歯ぐきの間にすき間が出来、細菌が溜まりやすく腫れる事があります。

また、太いと歯ブラシが当たったときに痛がって歯磨きを嫌がったりします。

永久歯が出始めてもまだ小帯が太いままだと永久歯の崩出を邪魔したり、前歯にすき間が出来てくるので切除した方が良いケースもあります。

ただ活発な子供の事、遊んでいるときに顔面を打ち、小帯が切れてしまう事もあるため太い小帯でも直ぐに切除せずに経過をみるのもいいと思います。


渋谷カレン    渋谷レオン

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投稿者 渋谷歯科医院 院長:渋谷卓夫

日野市の歯医者 渋谷歯科医院 電話番号:042-583-1118